スターバックス和風の新店舗をOPEN、地域に溶け込む店舗作り
地域とのつながりを意識したスターバックス コーヒーの新店舗のご紹介を例に、店舗開業を目指す方に、地域のコミュニティーに溶け込む店舗作りをおすすめします。
江戸の風情を今にのこす蔵造りの街並みに溶け込むスターバックス
『川越鐘つき通り店』は昔と変わらず今も小江戸川越に時を告げている「時の鐘」に近接し、香り立つコーヒーと鐘の音の余韻に浸り、ゆったりと寛いでいただける店舗。
今回オープンする店舗は川越の伝統的な蔵造りの街並みを尊重したデザインになっています。外装の木材には埼玉県産の杉材を使用、お客様をお迎えするバーは川越の蔵で使用される江戸黒漆喰や白漆喰をイメージした素材しているそうです。
また、川越で江戸時代から愛されてきた織物「川越唐桟」をベンチシートに用いるなど、地域とのつながりを意識し、川越のエッセンスを加えているそう。
店内中央には中庭を、店舗奥には緑豊かな庭やテラス席もご用意し、季節毎に変化していく自然の風景をコーヒーと共に楽しめるようです。
【店舗情報】
■店舗名:スターバックス コーヒー 川越鐘つき通り店
■住所:埼玉県川越市幸町15-18
■開店日:2018年3月19日(月)
■営業時間:8:00-20:00
■店舗面積:219m²(66坪)
■席数:77席(店内56席 テラス21席)
地域に溶け込む店舗作り
個人的な意見ですが、路面や街のビルに出店をされる店舗様には、是非地域のコミュニティーに溶け込んでほしいと思っています。
川越市のスタバも『コーヒーを通じて、地域の皆様とのつながりを強め、皆様の日常をより豊かなものにしていきたいという思いから、川越の魅力とともにコーヒーを楽しめるこのロケーションに出店いたしました。私たちも地域の一員として、地域の皆様の憩いの場となることを目指してまいります。』
とプレスリリースにうたっていますが、やはり地域に根差すお店というのは強いと思います。特に私のように小さな子供がいたり、遠方へ出向くのが難しい方ですと、近隣で日常的にそのお店を利用しますよね。
色々と店舗の仲介をさせて頂いたお客様がおりますが、何度自宅近くにお客様のお店があったらなぁと思ったことか・・。
またビルオーナー様は地域のコミュニティーに参加されていたり、地域のこと、近隣とのお付合いを意識していらっしゃる方も多くいらっしゃいます。
以前こんな経験がありました。
物件の立地がちょっと特殊だったのですが、地域の特性に合ったお店をビルオーナー様がよく理解しており、審査時に地域に溶けこめるお店なのか?を業態面でも資金面でも詳細に審査されていました。
結果無事に審査に通り、お客様は開業できることになったのですが、その際はビルオーナー様自身も営業活動をされたりと、店舗様の応援してくださり、一緒に盛り上げていこうという絆が出来上がっていました。
今は地域広報誌やインターネットなど色々なツールがありますので、アプローチも豊富にできると思います。
現代の社会だからこそ、地域のコミュニティーへ参加し、店舗をお借りされるお客様が、地元に愛されるお店になってくれることを望みながら日々店舗仲介をしています。
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