不動産はどうなっていくのか?現状と今後
ジーシェフ不動産は今日も人数を減らし営業しております!写真は、4月前半に先日お客様のご契約にて吉祥寺に行った時の写真です。(K様おめでとうございます!またOPENの際は、お店の紹介させていただきます!)直近のニュースによると、ステイホーム週間ではあるものの吉祥寺やと戸越銀座のように、街の繁華街からすぐ後ろに住宅が沢山あるような駅の商店街は、緊急事態宣言の中でも、人で賑わっているとのことですね。緊急事態宣言の効力が4月8日午前0時に適用なってから今日で21日目です。緊迫した状況の中での息抜きが必要を感じてしまうのかもしれませんし、3月と同じように少し時間が経つと人々の警戒心も時間とともに若干薄れていくのかもしれません。(気持ちとしてはわからなくはないですが・・)そんな中ではありますが、この1か月で私がお客様から聞いたお話や事業用不動産の変化、そしてこれからどうなっていくのかを考えてみました。
4月の物件の現状
事業用物件については、新型コロナウィルスによる外出自粛要請が出たころと、緊急事態宣言出てすぐに事業用物件をお探しのお客様より「新型コロナウィルスの影響で退店するいい立地の物件」が出たら教えてほしいという問い合わせがとても多くありました。
まだ営業規制がかかる前だったので、そこまで顕著には退店に伴う物件募集というのは出てきてなかったように思います。ただ4月後半になってきて、退店に伴う物件募集が増えてきています。ただ特徴としてはまだ現状では大箱・高め賃料の物件が多い印象です。
居住用物件は、知人の不動産業者さんに聞いたところによると入居時期の遅延相談、キャンセル、退去相談など対応に追われているとのことでした。
賃料は下がるの??
ただ、新型コロナウィルスの影響が顕著になる前は、賃料相場は数年前に比べ、非常に高騰していたように思います。特に東京は都心部に行くほど高騰しており、都心に物件をお持ちのオーナー様は固定資産税の額に驚いていました。
もう一つ、オリンピックへ向けた工事や東北地方での工事等、ここ数年建設ラッシュにて建材や人件費が高騰していました。
そんな状況と条件の中で計画された新築物件もたくさんあります。当然このような物件は建築コストが高いので、収益である賃料に反映されてきます。
上記を総合的に考えると、今の状況下の中でも、賃料がすぐに下がっていくとは考えずらいかなと考察します。下がっていくとしても非常に緩やかに遂行するのかと予想します。あくまでも私の推測ですが。。
貸主・借主の現状、これからできること。
この状況下で賃貸にて賃料を払っていく借主様も大変ですが、大家様も、貸主として賃貸物件を維持していく様々な経費がかかっており、借主様同様この状況下でも免除になるわけではありません。物件をお持ちの大家様も様々な事情があります。賃料を生活する糧にしている方、収益資産として生活費とは別で所有している方など様々です。大家様は大家様で大変です。
貸主様・借主様どちらも大変な状況かと思います。
どこかの弁護士さんがおっしゃっておりましたが、他の国では居住だけでなく事業用の賃貸借の賃料に伴う助成金がある国もあるようです。(日本は収入基準はありますが、一応住居確保給付金はあります。)本来はこの緊急事態に居住・事業用関係なく助成があればと強く望みますが、残念ながらありません。
今は国が発信する最新の情報を常に確認し、支援制度や窓口等を把握して、入居者やオーナーの方々へ適切な対応を行っていければと思います。賃料だけでなく様々な問題も想定されていますので、今後も最新の情報を常に確認し、貸主様・借主様のお役に立てればと思ってます。また、支援制度や助成金の情報などまとめたブログも書きたいと思ってます。
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